便利の代償
本日、お盆休み最終日でした。
久しぶりに都会へ繰り出しましたが、やはり人込みはツライですね・・・
昼前に到着したので、先に腹ごしらえしようと案内地図を見ていると、
先着のおじさんがおりました。
まぁそのおじさんがグイグイ自分の方へ寄ってきて、「ドケよ」と言わんばかりに
身体を当ててきました。
気分は悪いですけど、喧嘩するのもつまらないので譲りましたが、やはり納得はいきません。
だからといって、何かするわけでもないんですけどね(-_-;)
身勝手が多くなってない?
数年前から思っているんですが、ホント「身勝手」が多発している気がします。
老若男女限らずに。
先述のおじさんの件もそうですが、周りを気にしない人が増えている気がしてなりません。
- ニュースで話題の煽り運転
- SNSの炎上関連
- 某戦闘民族の身勝手の極意?
その原因の一つとして、「携帯電話」というのがあると思うんです。
私が高校生くらいから本格的になったかと記憶してますが、
いつでもだれとでも連絡ができるって、連絡する側だけの都合やん!!
と当時から疑問に思っていました。
社会人になってからは、上司からの電話にすぐに出ないと
「なんですぐ出んかってんっ!?」
「携帯の意味ないやんけ!!」
などと𠮟咤激励をいただいたこともあります(´;ω;`)ウッ…
そしてどんどん技術は進化し、スマホの時代になると、それが非常に強く感じます。
現に「既読スルー」などが良い例で、連絡を取ってくる相手に合わしてきたことがストレスになって、表面化してきた例だと思います。
根本、人は身勝手なので自分以外の人の都合で、自分のリズムを崩されることを嫌うんだと思います。
ポケベルもケータイもない時代どうしていたのか、体験していないので想像で書きますが、
- 仕事でもプライベートでも事前に予定を決めて進めていくので、人と人の信頼関係が今よりもずっと大切
- トラブルがあったとしても今のようにすぐに予定変更やキャンセルできないので、自身の思考力や行動力が自然に培われる
とかだったんじゃないかなぁと思います。
じゃ、なぜそんな時代を経験した諸先輩の方々(冒頭のおじさん含む)すらも、身勝手になってしまったのだろうか。
それはタイトルの「便利の代償」だと思うんです。
今の時代、自分の都合でなんでもできる時代です。
- 見たいときにすぐ見たい・・・YouTubeなどの動画サイト
- 欲しいものはすぐ欲しい・・・Amazonや楽天など
- 気になることはすぐ知りたい・・・GoogleやYahoo!など
- 少しのヒマを潰したい・・・ゲーム、マンガ、音楽など
今の生活、自分の都合が遮られることって少なくないですか?
そんな日常に慣れてしまうと、ストレス耐性が下がり、トラブルの対応力が下がる。
結果、自己都合で怒ることが多くなり、老若男女関係なく、身勝手になるのではないかなと思います。
これは現代に生きている自分にも完全に当てはまります。
自分について日々反省し、周りに気遣いするのではなく、気配りできるよう進んでいきたいと思います。